うさぎの耳より情報 No.227 春の寒暖差の乗り切り方
2022年04月06日
皆様、こんにちは。
4月になり、すっかり暖かくなってきましたね。でも、まだ肌寒い日も少なくありません。また朝晩と昼間の寒暖差が大きくなってくる時期でもあります。
今回は、この時期のうさちゃんの過ごし方についてお話します。
皆さんは「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉をご存知ですか?
寒い日が3日続いた後は、4日暖かい日が来るという冬の天候のことを言います。
もともとは中国や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉として用いられていて、冬のシベリア高気圧から吹いてくる寒気が7日ほどの周期で強まったり弱まったりすることに由来しているそうです。
日本では、だんだん暖かい日が増え始めて、寒暖差がはっきりと現れ始める春先を表現するのに多く用いられています。
三寒四温である季節の変わり目は、日々の気温や体感温度の変化が大きい時期。私たち人間は、着るものによって調整することができますが、うさちゃんはそうはいきません。快適に過ごせるように室内の対策をしてあげましょう。
寒いと言っても真冬に比べれば冷え込みは弱くなりますから、ケージ内にヒーターでは暖かくなりすぎるかもしれません。うさちゃんが自ら調整できるように、暖かい素材のベッドやマットなどを部分的に敷いてあげましょう。また気温が下がりやすい夜だけケージカバーをかけてあげるのもいいかもしれません。
室内のエアコンは、暖かい日の昼間は必要ないかもしれませんが、朝晩は急に室温が下がることもありますから、タイマーなどをうまく利用して室温を保ちましょう。
4月も後半になってくると、今度は一気に初夏のような暑い日もやってきます。寒くなるかもと暖め過ぎると、逆に熱中症になってしまうこともありますから、その日の気温を見ながら、十分注意して対策してあげてくださいね。
次回もうさちゃんのうんちくをお話していきます。お楽しみに!