うさぎの耳より情報 No.269 古くなった牧草を美味しくする工夫とは・・・

2023年01月25日


top_20230125web



皆様、こんばんは。

うさちゃんにとって牧草は大切ですが、急に食べてくれなくなったり、選り好みするようになったりすると心配になりますよね。
今回は、古くなった牧草も美味しく食べてもらう工夫についてお話します。

牧草は開封すると、自然と空気中の水分を含んで湿気てしまったり、酸化や劣化が進みます。開けたてに比べると香りも少なく、風味もなくなっていることもあるでしょう。うさちゃんは匂いや味にとっても敏感です。
牧草のちょっとした匂いや味の変化を感じ取り、食べなくなってしまうことがありますから、飼い主さんがひと手間かけて牧草を美味しくしてあげましょう。

牧草を美味しくするポイントは、牧草の水分を飛ばしたり、酸化してしない美味しい部分を出してあげることです。
例えば、湿気てしまった牧草は、天日干しにして水分を蒸発させます。そうすると牧草の匂いが復活してきます。また牧草をカットしたり、牧草をビニール袋に入れてケーキなどを作るときに使うめん棒のようなものや空き瓶の底などを使って叩くと、牧草の美味しい部分が出てきて、食べてくれるようになることもあります。
ただし、ここで気を付けたいのは牧草の量。一度水分を飛ばしたり、叩いた牧草は美味しくなりますが、その後鮮度は落ちてしまいます。うさちゃんが食べきる量だけをこまめにしてあげてくださいね。

そして、牧草を少しでも新鮮なままの状態に保つには、保存方法も大切です。牧草を開封した後は、なるべく早く牧草の袋を閉じ、密閉容器などで保管するようにしましょう。

また、牧草を美味しく食べる7つのポイントについて、しっぽのHP飼育講座に掲載していますので、ぜひご覧くださいね。

第29回 うさちゃんの主食・牧草(4) 牧草を美味しく食べるポイント
https://www.rabbittail.com/news/2569

次回もうさちゃんのうんちくをお話していきます。お楽しみに!

hibishippo:18:00
Permalink
うさぎのしっぽ

うさぎのことならうさぎのしっぽへ。うさぎの用品、うさぎの飼育方法など盛りだくさんのうさぎ専門ペットショップです。

記事検索
QRコード
QRコード
RSS